約50年前、岩手県江刺市(現:奥州市江刺地域)が地域に根づいた農業をコンセプトとした「第二次農業構造改革」を実施。地域の産業として「養蚕」と「りんご」の生産に力を入れた構造改革への参加者を募っていたところにわたしたちも手を挙げ、参加したのがりんご農家としてのはじまりです。
その構造改革に参加したりんご農家が集まって、1975年に「伊手りんご生産組合」を設立。無名だった産地から、東京第一市場や大阪青果への出荷を目指す。これが江刺りんごの出発点。あれから約50年、地域の皆様に支えられながら、青森、長野、山形に次ぐりんごの産地となりました。
わたしたちはりんごの徹底的な栽培・管理によって、表面の着色や食味を納得のいく状態まで樹上で成熟させる「樹上完熟」をモットーにりんごを栽培しています。各品種、収穫の始まりから最後のひとつまで、味にばらつきのない均一した品質をお客様にお届けしたい想いで、りんご一つひとつを大切に栽培、収穫しています。
いつ食べていただいても変わることない味を。これから何年、何十年先も提供し続けます。